桜咲いた。
桜咲いた。_f0192723_1957581.jpg
子供の乳母車を押しながら散歩した年より毎年この時期は、近所の桜のトンネルを潜り抜けるのが恒例と成っています。
幼き頃はもっと低い位置に花の天井があったのに?
石神井川に沿った桜並木も今年は枯れ枝が目立ちました。
きっと上の方に新しい枝が出来たのであろうと慰め眺めて歩きました。

太い幹から直接花を咲かせてみたり、短い花の時期の中で多くの感動を与えてもらいながら春の散歩です。
桜咲いた。_f0192723_2085198.jpg今年の春は枯れない桜を心に咲かせてもらいました。
長年、お家のリホームをしてその度にやって良かったと思います。
多くの人が長年暮らして来た家の修理やイメージチェンジを兼ねたリホームが主でした。
今年に入ってご依頼を受けたお仕事は、昨年5月に初めてご紹介されたお客様です。
穏やかなご婦人で、来春からの住まいを捜している様子でした。
ご自分のことよりも先ず、互いのご両親への思いを語られ、お子さんの事そして最後にご主人への今の思いと、退職後のご主人の心の拠り所に成る家に住みたい、そこに私がゆっくりと暮らせる事が出来ればそんな良い事はないわ?
と何と嫁の鏡のようなご婦人です。
9月頃まで音沙汰なし。
以前より仲良くしてもらっている不動産屋さんを紹介して中古住宅を毎週4件から6件合計3ヶ月で40件の上見て歩いたようです。(きっと資料はもっとでしょうね。今週お見せした物件は?次回は○○に気を付けてご紹介します。と報告をもらい、途中何度か不動産屋にごめんなさい、でもお願いします。と言ったことか)
一度しか会った事がないお客さんだけど思いを素直に表現でき、人の思いを素直に感じ、受け入れるしご自分もしっかりとお持ちの方と思えました。
物件探しのお手伝いも知人にお願いしたくなるようなお人柄です。
物件が見つかりリホームのご依頼を受けました。
「現在、お住まいの方もとても良い方よ」の言葉にご依頼以上の作品を作りたいと思いました。
しかし、ご依頼内容は非常に難しかったです。
「この家が治してほしいと居ているところをお願いします」と奥様。
「この家が好きで買ったのになぜ?治すの?」とご主人様。
家のイメージを変えないように、高齢の時代に備えた健康住宅でありながらプライベートも趣味の時間も充分に楽しく過ごせる、掃除のしやすい住まい。
新築と違い、細かな難所が出てくるリホームに、文明の力(携帯メール)をマメに返していただけたので、この春に私の会社は地図に残る思い出作品を又残すことができました。
同時に枯れない桜を(群馬県在住、関口宗平先生の作品)とお葉書「言葉につくせぬ感謝とともに」のありがたいやさしい桜が咲き乱れました。
健康リホームを受けられて良かったです。
桜咲いた。_f0192723_2083191.jpg

ず~と大切に使わせていただきます。
              
by purelifeshop | 2009-04-11 01:30